SEASCAPE スタンディングネットとは?

本製品は都市部のシーバス、バンクフィッシングに特化した仕様のランディングネット/タモ枠です。持ち運びからランディング、使用後までの1連の動作を考慮しデザインされています。5-6mクラスのタモシャフト及びジョイントパーツ、関連製品のランディングネットスリングとの併用でその性能がより一層発揮されます。

製品背景

使用頻度は高いながらもどこか軽視されてきたランディングネットは、実際に使用する面において、特に都市部のショアからのシーバスフィッシングにおいてトータルでプロデュースされた製品は少数でした。ルアーやロッドを自由にデザイン出来るプロアングラーであってもランディングネットは自ら製作する他無かったのです。アルミのパイプを買ってきては大野ゆうき自身が膝で曲げて成形し、試す日々が続きました。頻発する予想外のトラブル、巨大な製品であるが故に作ってくれる工場が見つからない等、なぜ今まで専門メーカー以外が手を出さないジャンルであったかが実に身に染みたと言います。

購入/使用上のご注意1 - 重要

1. 網の交換等で枠と中央パーツを保持しているネジを外し再度取り付けた場合、必ず"中強度のねじ止め(ロックタイト243推奨)"をご使用下さい。ねじ止め無しでは徐々にネジが緩んできます。 - 重要

2. 全ての玉網は下方向あるいは下斜め方向へ重量負荷を掛けて使用します。水平方向へ負荷を掛けると簡単に破損致します。

3. 本製品は基本的に持ち運びを考慮し、カーボン製の伸縮式玉の柄との併用、シーバスクラスの魚体重を前提に軽量化、強度設計されております。オフショアやボートフィッシングによる大型魚/金属シャフトとの併用は破損に繋がりますのでお止め下さい。

4. 万一使用中枠がぐらついた場合、ただちに使用を中止し、ネジ部を確認、必要に応じ再度締めて下さい。その場合必ず"中強度のねじ止め"をご使用下さい。ねじ止め無しでは徐々にネジが緩んできます。

5. 使用後は真水で洗浄し、よく乾燥させて下さい。ネジ部が錆びついた場合、ネットの交換が不可となります。

6. 各部品のみの販売は致しておりません。紛失にはご注意下さい。

性能要求項目
1. ワンピース構造のフレーム、塵取り形状
2. 先端の開口部が広く、夜見やすい色
3. 先端部がやや上に反っている
4. 網+シャフトで自立する

要求事項の解決

1. 複雑な構造の玉網には破損が付き物です。本品開発前あらゆる仕様のネットを試しましたが、結果的に日々の使用に耐えうるのは、シンプルなワンピース構造だけでした。
また、網として掬いやすいのは"塵取り"の様な形状であるとの事から接続部を絞った独特の形状となっています。

2. 掬いやすい形状を追求した場合、如何に最大開口部が先端にくるかという形状を追求する事になります。通常の円形では半分まで水につけなくては最大になりませんが、本形状は3分の1で最大開口部になります。また、画像の様にななめになった際はより有効サイズが広がります。
これまでの玉網ではブルーやレッドのアルマイトカラーが大半でした。しかし昼間ならともかくとして夜間は大変見づらく、ライトを点灯したとしても逆に水面の反射で余計に見えづらくなってしまいます。本品は夜間最も見えやすいカラーであるこだわりのホワイトのアルマイトカラーを採用しています。

3. 都市部港湾部の再開発、河川の護岸工事、治水工事により近年釣り場環境は足場が良く、やや高め、そして柵付きとなりました。画像は一般的な高さからの目線を再現していますが、60cmクラスのフレームでさえかなり小さく見えてしまいます。加えてこれまでの単に平らな2D形状の網では目線の関係から、魚誘導の目標とすべき網開口部のフレームが手前のフレームに隠れてしまう事が多々ありました。画像の様に先端部を見易くするには、若干上に反らせる必要がありますが、この手の3D形状のパイプの成形はかなりの高コストです。それでもこの形状にこだわったのは、その使い易さからに他なりません。

4. 適切な長さのシャフト(仕舞寸法65cm以上)及びジョイントパーツ(昌栄 フレックスアームシリーズ推奨。弊社ストラップとの併用の際はロック無しのタイプがお勧め)との併用で本製品は自立させる事が出来ます。元来玉網は立てかけるとかなりの確率で倒れてしまいますが、この方法によりしゃがまずに手に取れる高さに網を維持する事が出来ます。また、使用後の乾燥においてもこの方法は有利です。比較的早期に移動を再開出来る様になります。また、副産物的な利点として、その3次元形状から柵に立てかけた際にも転倒が少なく、1か所で粘る際には有効な仕様と言えます。